<エルニーニョ現象>春から夏までに終息の可能性 気象庁(毎日新聞)

捕鯨妨害船が異常接近=水産庁(時事通信)

 水産庁は9日、南極海で活動している日本の調査捕鯨船団に対し、米国の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)が妨害を行ったと発表した。妨害は日本時間の同日午後3時半ごろから始まり、SSの「スティーブ・アーウィン(SI)」号が調査母船まで約10メートルに異常接近し、放水したり、レーザー光線を照射したりしてきたという。SSの別の船1隻も妨害に加わった。調査船団の船体の損傷や乗組員のけがはないという。 

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<掘り出しニュース>74年前、13歳で世界選手権に出場した少女スケーターがいた(毎日新聞)

 【東京】バンクーバー五輪開幕まであとわずか。史上最年少の15歳でスピードスケート五輪代表に選ばれた高木美帆選手(北海道・札内中)の活躍が注目されるが、74年前の第1回世界スピードスケート選手権大会(1936年)に13歳で出場した少女スケーターがいた。故・汾陽(かわみなみ)泰子さんだ。小平市に住む牛島清子さん(83)ら泰子さんの妹たちは「姉も中学生で世界のひのき舞台で滑った。美帆ちゃんも頑張って」と声援を送る。

 泰子さん、清子さんらは、兵庫県生まれで一家で戦前、旧満州(現・中国東北部)の旧奉天(現・瀋陽市)に渡った。極寒の地でスケートが盛んだった。姉泰子さんはがっちりした体格で五千メートルの長距離が得意だった。奉天朝日高等女学校1年生の13歳で、旧満州在住の少女スケーター3人とともに日本代表としてストックホルムの世界選手権大会に出場した。当時、スピードスケートは五輪種目ではなかった。

 泰子さんら日本選手団は1935(昭和10)年末に旧奉天を出発。ベルリン・オリンピックの開かれるドイツに翌年正月に到着。さらにストックホルムへ。帰路は船に乗ってフランスやエジプトを経由して帰国。旧奉天に帰り着いたのは4月という大遠征だった。

 泰子さんの世界選手権大会五千メートルでの成績は8位だった。戦後、泰子さんは日本に引き揚げ、スケートの指導もしたが87年に亡くなった。77年に発行された母校(奉天千代田小学校)の創立50周年記念誌に「施設の広大で豪華なこと、場内を埋める大観衆の大声援大歓呼の声、みなぎる緊張した雰囲気に圧倒されてすっかりあがってしまい、ご存じのような成績しかおさめることができず、本当に残念でした」と当時を回想した記事を掲載している。

 泰子さんは結婚したが子供がなく、夫と死別したあとは、清子さんがアルバムや遠征のためのパスポートなどを保管してきた。

 清子さんは「当時は天然氷のでこぼこリンクでユニホームもタイツにブルマと今とは大違いですが、姉はよく頑張ったと思います。高木さんも頑張ってほしい」と高木さんの姿に姉の思い出を重ね合わせて五輪開幕を心待ちにしている。【森下功】

〔都内版〕

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エルニーニョ、春から夏に終息へ=冬の気候、影響弱く−気象庁(時事通信)

 気象庁は10日、太平洋赤道域東部の海面水温が高くなるエルニーニョ現象が、春から夏の間に終息する可能性が高いと発表した。春にかけては海面水温が高い状態が続き、その後次第に基準値に近づくと予測している。
 エルニーニョが発生している冬は、日本では暖冬で降雪量が少ない傾向がある。地球環境・海洋部気候情報課は「1月前半は寒気が入って気温が低い日もあり、典型的なエルニーニョの影響はなかった。あったとしても弱い」としている。 

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<山本病院事件>死亡男性絡みの診療報酬 300万円にも(毎日新聞)

 奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」で肝臓手術を受けた男性患者(当時51歳)が死亡した事件で、同病院がこの男性だけで少なくとも約300万円の診療報酬を得ていたことが病院関係者への取材で分かった。肝臓手術だけなら約100万円だが、不要な治療を重ねた結果、3倍にふくらんでいた。県警は、業務上過失致死容疑で再逮捕された理事長で医師の山本文夫容疑者(52)らが、男性を診療報酬稼ぎに利用していたとみて調べている。

 捜査関係者によると、男性は06年1月、慢性肝炎の疑いで山本病院に転院。既往症がないのに、カルテには血管を拡張するための心臓カテーテル手術を受けたと記載されていた。男性の遺体は既に火葬されており、実際に手術を受けたか確認できないが、約100万円の診療報酬が請求された。

 男性は06年3月、肝臓に腫瘍(しゅよう)が見つかったが、CT(コンピューター断層撮影)検査で良性と判明した。しかし、血管造影検査など検査約10回、血管にゼラチンスポンジなどを流し込む「肝動脈塞栓(そくせん)療法」(TAE)などをした後、6月16日に摘出手術をした。

 病院関係者によると、診療報酬は肝臓手術の約100万円のほか、検査やTAEで約100万円。男性が転院してからの請求額は少なくとも計約300万円に上った。

 山本容疑者の助手を務めた塚本泰彦容疑者(54)は調べに対し、山本容疑者から「『肝臓がんということにして手術をしようや。もうかるで』と言われた」と供述。山本容疑者は動機などについて供述していないが、捜査関係者は「肝臓手術は、診療報酬を稼ぐ目的に加え、やったことのない手術を成功させて医師として名を上げたかったのかもしれない。そうすれば患者を増やせる」と話している。【上野宏人、高瀬浩平、大森治幸】

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<氷河>ヒマラヤで年470億トン減少 琵琶湖1.7個分(毎日新聞)

 03〜09年にヒマラヤ山脈やその周辺で、琵琶湖1.7個分に相当する山岳氷河の氷が毎年減少したことが、日置(へき)幸介・北海道大教授(測地学)と大学院生の松尾功二さんの分析で分かった。02年に打ち上げられた米国の人工衛星の軌道データを活用して算出した。過去40年間の現地調査で推定された年間平均減少率の2倍に上るという。ヒマラヤの山岳氷河はアジア南部の貴重な水源で、市民生活への影響が懸念される。15日付のオランダの地球惑星科学誌に発表する。【西川拓】

 氷河の面積は航空写真で分かるが、体積や重量の把握は難しい。研究チームは氷河の増減が重力を変動させることに注目。重力の影響を受ける衛星軌道の変化から、アジア中央部の氷河の重量の変化を算出し、毎年470億トンの氷河が減少していることが分かった。この量は海面を年0.13ミリ上昇させる効果がある。

 国連環境計画によると、アジア中央部の山岳氷河の面積は約11万4800平方キロで、米アラスカに次いで広い。年470億トンの減少は氷河の厚さが年平均約40センチ薄くなっていることを示す。巨大な氷床のある南極では今のところ、急激な気温上昇がなく、当面の海面上昇を左右するのは山岳氷河になっている。

 ヒマラヤの氷河を巡っては、国連の「気候変動に関する政府間パネル」が07年の報告書で、「35年ごろまでに消失する」と記載したが、後に誤りを認める問題が起きている。

 日置教授は「数十年で消滅することはないが、温暖化で融解が加速しているのではないか。海面上昇に加え、乾期に下流のガンジス川などの流量が減り、農業に深刻な被害を与える」と話す。

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首都圏の雪、170人が骨折などのけが(読売新聞)

 本州南岸を低気圧が通過した影響で、関東甲信地方は1日午後から2日未明にかけて、広い範囲で雪が降った。

 東京・大手町でも2年ぶりに一時、1センチの積雪を観測した。

 消防や各自治体への報告では、東京、埼玉、神奈川、千葉の1都3県で、約170人が骨折などのけがをした。

 気象庁によると、2日午前8時現在の積雪は、山梨県の富士河口湖町で26センチ、埼玉県秩父市で5センチ、前橋、宇都宮、水戸市で1センチなど。

 一方、北日本の日本海側と北陸では、2日午後から3日にかけて上空に強い寒気が流れ込み、雪になる見込み。

 この影響で、JR青梅線の架線が凍結し、上下線30本が運行を見合わせるなどして、約1万5000人の足が乱れた。東海道新幹線も品川〜小田原間で最大10分程度遅れた。

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<人骨>日本最古2万年前 沖縄・石垣島(毎日新聞)

 沖縄県・石垣島(石垣市)白保竿根田原(しらほさおねたばる)洞穴遺跡から、約2万年前の後期旧石器時代の人骨が見つかった。4日発表した沖縄県教委によると、放射性炭素同位体の割合などから年代を調べる「放射性炭素年代測定」によって直接測定し、年代を特定した人骨としては日本最古。専門家は、日本人のルーツを探る手がかりになりうるとしている。

 これまで日本最古とされてきた那覇市の山下町第1洞穴の人骨(約3万2000年前)は一緒に出土した炭化物の測定を基にした間接的な年代特定だった。直接測定した人骨の国内最古例は浜松市で出土した人骨(約1万4000年前)で、石垣島の人骨は約6000年さかのぼる。

 新石垣空港建設予定地内の発掘調査で見つかった。沖縄県や琉球大、東大などの共同研究チームが人骨6点を測定し、このうち頭頂部の骨片(約8センチ×約11センチ)が約2万年前の20〜30代前半の男性の骨と判明した。他の骨2点も約1万8000年前の成人と、約1万5000年前の成人男性と分かった。

 東京大大学院の米田穣(みのる)准教授(先史人類学)は「旧石器時代に石垣島に人類が住んでいたことが裏付けられた。まだ多数の人骨が残っている可能性があり、更に詳しい調査を進めることで、日本人のルーツを探る手がかりにつながる」と話している。【三森輝久】

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 鹿児島県・屋久島の縄文杉登山道でがけ崩れが発生した問題で、国、県と屋久島町は2日、迂回(うかい)路を2月中旬までに完成させることを決めた。県は「最も登山客が多い大型連休時も含め、通常の登山が可能」としている。一方、登山道上の岩石を撤去する時期は見通しが立たないという。

 県によると、迂回路の起点は、荒川登山口から約2キロの地点。従来の登山道より約150メートル遠回りとなり、10分ほど余分に時間がかかるという。

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 一方、谷垣氏は、社会保障制度改革とその財源となる消費税率の引き上げについて議論する超党派の「社会保障円卓会議」の設置を提案。首相は「国会審議で真摯(しんし)に議論するところからスタートすべきものだ。設置が必要なら将来的に考えたい」と述べ、消極的な姿勢を示した。 

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